生き物写真館

栃木県小山市で朝の散歩中や長野県・海外などで出会った生き物を中心とした写真館です。 野鳥、昆虫、花、などの写真を撮影情報とともにお伝えします。 撮影テクニックやカメラについても書いてます。

信州の自然

奥志賀高原の焼額山トレッキング行ってきました その2  白樺苑路 2016.10.25

2018/06/11

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奥志賀高原の焼額山トレッキングの後に、

行った奥志賀白樺苑路(下記の赤字部分)のお話です。

湯田中駅~(バス)~焼額山登山口~1時間~焼額山頂(稚児池)~奥志賀高原バス停~奥志賀白樺苑路(白樺池往復 1時間30分)
~奥志賀高原バス停~(バス)~蓮池~丸池~志賀高原歴史記念館~丸池~一沼~琵琶池~サンバレーバス停~(バス)
湯田中駅(星川温泉で下車)

奥志賀白樺苑路(白樺池往復)

奥志賀高原ホテル前バス停からペンション村を抜け、

先日泊まったペンションオードヴィー奥志賀の前を

通り過ぎていくと

すぐに奥志賀白樺苑路の入口があります。

白樺池まで往復といっても、途中で道が分かれていて、

帰りは違う道を帰ることができます。

白樺苑路入口にある地図

白樺苑路入口にある地図

白樺苑路入口にある地図

手持ちの山ノ内町農林課発行のパンフレットには
以下のような説明があります。

ブナが育む日本の森と北欧の香 白樺池
「奥志賀白樺苑路コース」
遊歩道:初級/ファミリーコース全長3.7km 所要時間約1時間30分
標高差 約50m白樺やブナの林で森林浴をしながら散策できる、
奥志賀高原を代表する片道40分ほどの遊歩道。
折り返し地点の白樺池の周りでは、可憐な花々や
トンボ、蝶などが見られ、セラピーな時を
過ごすことができます。

今は紅葉もほぼ終わって、
キノコも最終シーズンになっています。

ぜひ、また、春から夏にかけて

来てみたいものです。

ファミリーコースなのでたいしたことないと

思っていたら、意外と起伏もあり、

けっこう登山気分です。

こんな落ち葉の道を歩きます。

 

森の様子

落ち葉の道

落ち葉の道

 

スキー場のゲレンデを歩くよりは

よっぽど、いい道です。

ただ、全体としては、ブナの木は若く、

直径20-30センチで、樹齢は50年以下とみられます。

これから100年後くらいが楽しみな森です。

ブナは胸の高さにおける直径50センチで150年、

100センチで300年とかいわれています。

若いブナの林 樹齢50年以下

若いブナの林 樹齢50年以下

 

でもたまにこんなに太いダケカンバやブナの木も

現れます。

太いダケカンバ

太いダケカンバ

 

太いブナの大木

太いブナの大木

 

キノコ類

キノコはすでに、時期が過ぎて腐り始めていたクリタケや

少しだけのシモフリシメジが目立った程度です。

クリタケ

ちょっと時期の過ぎたクリタケです。3日~7日早ければ収穫時期でした。

けっこう、大きなシロで、うまくいったら鍋いっぱいになるくらいです。

腐りかけたクリタケ

腐りかけたクリタケ

 

美味といわれるシモフリシメジ

食べれるキノコを見ると反射的に収穫してしまい、

生えている状態の写真を撮るのを忘れてしまった。

クリーム色の傘の表面に墨を流したような模様が特徴。

ちょっと乾燥気味のところの地面に生える。

シモフリシメジ 美味

シモフリシメジ 美味

 

鮮やかな黄色の粘菌

粘菌の仲間は、ときとしてこのような

鮮やかな色をしています。

こうして倒れたダケカンバの幹も土に還っていきます。

鮮やかな粘菌の仲間

鮮やかな粘菌の仲間

 

クマのツメ痕

直径40センチくらいのブナの幹についていた。

本物のクマに出会うのは怖いですが、

こんなまっすぐな木をツメでひっかけて

体重をささえてクマが登っていく姿を想像する

のは楽しいですね。

クマのツメ跡(ブナ)

クマのツメ跡(ブナ)

 

クマのツメ痕(ブナ)

クマのツメ痕(ブナ)

 

白樺池

入口から30分くらいで

静かな白樺池に到着しました。

夏には、トンボやチョウが飛んでいるようなので、

また、来てみたいと思います。

ベンチもあり、弁当やおやつを

食べながらゆっくりするのもいいですね。

 

静寂なる白樺池

静寂なる白樺池

 

トホシカメムシ

チョウやトンボはいなかったけど、

ブナの幹をゆっくり登っていくトホシカメムシが

いました。

けっこう気温は低いはずですが、

足取りはしっかりしております。

トホシカメムシは十星カメムシで、前胸部に4つ、小楯板に6つの黒い点があることから

そうよばれています。

この写真では、木の上のほうにいるコを下から撮ったので、

見えにくいですが、6個くらいなら黒い点が確認できますね。

カメムシ目カメムシ科

 

ブナの木を登るツノカメムシの仲間

ブナの木を登るトホシカメムシ

 

 

 

あがりこブナ

さきほどのブナは、すこし下がってみると

こんな形をしています。

 

あがりこブナ

あがりこブナ

 

これは、

人間が薪や炭の材料として、雪の上に出た幹を伐採した結果、

このような樹形になったといわれています。

林学的には萌芽更新といって、

何年にもわたって、雪の上に出てきた木を切って、

切られた部分から萌芽し、生長したため、

上がったところから新しく子が生まれるという意味から

「あがりこ」と呼ばれます。

ブナ以外の木でもみられることがあります。

さきほどのダケカンバもそのような視点から、

見直すと「あがりこ」かもしれませんね。

このあたりは、スキー場になるくらいですから、

積雪は3メートル以上になるでしょう。

この木でも、枝が分かれ始めているところは、

私の背丈のはるか上で、3メートル以上はあるでしょう。

雪のあるときに伐採すれば運搬も楽であることや、

伐採時に腐れが出にくいことなども先人の知恵として、

記録されています。

最近はやりの言葉でいえば、

「持続可能な」(サステイナブル)資源利用ということになるでしょう。

 

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