【 農薬ではないけど、農薬成分入りの商品 】
※法律のスキマ商品
先日、ホームセンター行ってきたので、
ついでに見たきた写真のような商品です。
内容成分みると、
クロチアニジン、メタアルデヒド、カルバリル、
ジノテフラン、エトフェンプロックス、ペルメトリン
これらは、すべて農薬の成分としても
使われています。
私の会社の農薬成分としても使われてました。
最近、評判の悪いネオニコチノイド系もあります。
これらの化学物質だけでは、農薬にはなりえず、
ほとんどの場合、増量剤や、稲・桃など毛のある作物にも
よくつくような湿展剤、乳化剤などが配合されて
商品化されたものが「農薬」として登録番号がつきます。
農薬の定義は、農作物等保護のため、
という建付けになっていますので、
キンチョールのように直接虫を殺す場合や、
農作物関係なく、ムカデやナメクジ、アリを退治する、
来てほしくない場合は、
「農薬」ではありません。
たとえ、結果としてナメクジになめられずに、
庭の花たちが保護されても「農薬」ではありません。
庭の花が食用でなくても、農作物「等」として、
農薬の場合は、作物ごとの登録が必要です。
これらの商品は、農薬ではないので、
成分%の表示義務もなく、
何%入っているのかもわかりません。
作物関係ないので作物ごとの用法用量もわかりません。
概して、コンビニで売ってる医薬品と同じく、
害(副作用)は少な目の商品が多いとは思いますが、
中身の分量がわからないのでなんとも
いえません。
極端な話、白菜やナスの畝間に、
こういう商品で、虫来ないようにできてれば、
無農薬野菜(農薬不使用)、
といってもウソではありません。
使用時は手袋やマスクなどの着用を
おススメします。
最後までお読みいただきありがとうございます。