生き物写真館

長野県山ノ内町、志賀高原、栃木県小山市、海外などで 出会った生き物を中心とした写真館です。 野鳥、昆虫、花、などの写真を撮影情報とともにお伝えします。 撮影テクニックやカメラについても書いてます。

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【TBS報道特集】「ネオニコ系農薬 人への影響は」を見て その3 学者の言い分と農薬工業会の反論

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山ノ内町の田んぼ
山ノ内町の田んぼ

各論に入る前に

番組のyoutubeの、コメント欄に、
番組終了後に来た農薬工業会からの反論や、
それに対する学者の再反論が載っています。
 
みなさんんも、
番組だけでなく、こうした資料も
お読みになることお勧めします。

 
番組内でへ、ネオニコ系農薬は原体で7種類あるといい、
それぞれ学者の実験や調査結果を紹介してますが、
すべてひとからげのネオニコで済ましています。

実験では、数種のネオニコそれぞれの結果なので、
それを拡大解釈してすべてのネオニコという論理は、
飛躍だと思う。
 
 
現に、EUでの規制も、それぞれの剤ごとに
対応が違うことも番組内で
述べています。

●農薬工業会の反論コメントについて

農水省や農薬工業会のコメントは、
番組内でもありますが、
その後のyoutubeの動画下に細かく載っていますので、
ぜひ、確認してみてください。
 
農水省は、
行政の無謬性(むびゅうせい)といって、
役人が熟慮の末、決めたことに間違いはない、
という立場です。
一度決めたことを、
変えるにはそれなりの理由がないと、
間違ってたから変更します、
とは言えない構造です。
 
朝令暮改と言われますから。
 
 
ところが、昨今のコロナ対策では朝令暮改と
言われても、一度決めたことも、
どんどん変更すべきという世論も
高まりつつあります。
 
 
農水省も農薬工業会も、
国際基準に則った検査でシロだから、
安全という態度では、
硬直的に過ぎる、と私は思っています。
 
 
ましてや、安倍政権下では、
役所の狼藉が目立ちますのでなおさらです。
データ改ざん、隠ぺい、廃棄、うやむや化など
 
 
想定内の試験検査でシロだからといって、
想定外のことが起きています。
 
 
大きな火事や地震があると、
消防法や建築基準法が改正になることは
よくあることです。
 
 
個々の学者の言い分について、
私は、
全面的に賛成するわけではありません。
 
 
ただ、今回の農薬工業会の言い分は、
全体的にちょっと苦しいな、
と思っています。

今後、各論に入ります。

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