【TBS報道特集】「ネオニコ系農薬 人への影響は」を見て その10 動物実験

●神戸大学大学院 星信彦教授の動物実験
8:30
無毒性量のネオニコを投与したマウスを
使った実験で異常行動が起きている。
農薬工業会の反論は、
過去・現在の試験方法で問題ないから、
問題ないとの見解である。
これに対し、
星教授はさらに反論して、
危険性を訴える。
過去・現在の試験方法からの結果だけで、
よしとせず、新しい知見が得られたことから、
新しい試験方法や新しい基準が必要である。
両方の言い分を読むと、
星教授の言い分のほうが説得力がある、
と思います。
火事や建物倒壊が現実に起きているのに、
古いままの消防法や建築基準法でいいのだと、
農薬工業会は言い張っているかのように見えます。

◆私の見解
ただ、番組内では、
7種あるネオニコ全体のように
報じていますが、
実験ではクロチアニジンだけのようなので、
安易な拡大解釈はすべきでないと、
私は思います。
学者は規制を強くせよとの言い分が番組内でも多いが
私は違います。
JA佐渡の例のようにネオニコ使わずに稲作農業が
成り立つのであれば、
ネオニコ自体が売れなくなるわけだから、
売れないものに社会的コストをかけて規制する必要もない、
と考えます。
売れない農薬の規制のためにコストをかければ、
次の新農薬の値段があがり、
農家を苦しめるか、
コメの値段を高くする結果につながると、
考えるからです。
ウンカの写真がないので、
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