生き物写真館

長野県山ノ内町、志賀高原、栃木県小山市、海外などで 出会った生き物を中心とした写真館です。 野鳥、昆虫、花、などの写真を撮影情報とともにお伝えします。 撮影テクニックやカメラについても書いてます。

写真撮影テクニック

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【露出補正】

写真の明るさを調整します。
カメラのオート露出にまかせておくと
全体を計算してカメラは判断します。

カメラがオートで決めている明るさが絶対では
全然なく、あなたの感性にあった
明るさを自分で決めて撮影することが
大切です。

空バックの野鳥を撮るとき
プラス側に補正します。

空は明るいため、オートでは
カメラは明るすぎと判断し、
被写体は暗めに写ってしまいます。
このとき被写体を明るく写すために
露出補正を行います。

白い壁に止まっている昆虫を撮るとき
窓をバックに人物撮影
スキー場で人物撮影
海岸で人物撮影
料理写真を明るく撮りたいとき

マイナス側に補正するときは

深い緑の中の白い花を撮るとき
太陽をとるとき
山を撮るとき
重厚感を出して暗めに撮りたいとき

マイナス補正の例として
撮影テクニック 露出補正とフレーミング コスモスを題材として

露出補正画面のカメラ比較
おすすめのコンデジは、FUJI FINEPIX F900EXRです、露出補正画面比較 2016年11月

 

【ピントはマニュアルで、フォーカスロック】

これはコンパクトデジタルカメラではできない機種が
多いと思います。

一眼レフも最近のカメラは100%オートフォーカス
つまり自動でピントが合います。

便利な機能ですが、だいたい中心部にピントが
あうことが多く、被写体が中心からずれると
メインの被写体がない中心部にピントがあってしまい、
メインの被写体にはピンボケ状態になります。

小さい昆虫の撮影などでは、
中心部に被写体がいなくても
被写体にだいたいピントをマニュアルで
あわせておいて、
体を前後させてピントを合わせたい位置に
来た時にシャッターを押します。

●フォーカスロック
コンパクトデジタルカメラのようにマニュアルのピント合わせが
できないカメラではフォーカスロックといって、
メインの被写体にピントを合わせてから
シャッターボタンを半押しして
構図を決めてシャッターを押すことで
同じ効果が得られます。

このテクニックはもちろん一眼レフでも有効です。

 

参考記事
脱ピンボケ 撮影テクニック ピンボケ写真はあとから直せる? フォーカスロック  FINEPIX F1000EXRの例

 

【バックがボケた写真を撮る】

基本的には絞りの値を小さい数値(絞りを開ける)にすれば、
バックがボケたような写真になります。

ただ、コンパクトデジタルカメラの場合は、
かなり深くまでピントが合うレンズを搭載している
場合が多く、絞り調整機能で絞りを開けても
バックがボケない傾向にあります。

そこで、工夫です。
バックと被写体との距離を大きくすれば
同じような効果が得られます。
例えば、模様のついた壁を背に人物撮影します。

壁と人物が近いとどちらにもピントが合い、
壁の模様が映りこんでごちゃごちゃした写真になります。

壁と人物とを離して写せば
壁はピンボケ状態となり
メインの被写体である人物だけに
ピントが合っている写真ができます。
小さい花の写真を撮るとき
人間の目線でななめ上から撮ると
バックに写りこむまわりのメインじゃない
雑草まで映り込んでごちゃごちゃした写真になります。

なので、極端に言えば
腹這いになったり、横から撮ったり、
まわりこんで、
バックのすっきりした「場所」を
探す気持ちでいろいろ
試してみましょう。

バックとメインとの距離が離れれば離れるほど
バックのすっきりした写真になりますので
たくさん咲いている花であれば
そういう位置に咲いている花を
選ぶことが大切です。
野鳥や昆虫では逃げてしまうことも
多いのでそんなこと
言ってられませんが、
花なら逃げないのでゆっくり
構えて練習してみてください。

野鳥撮影について

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金緑色に輝くハエ  2015.6.16

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2017/01/14