生き物写真館

長野県山ノ内町、志賀高原、栃木県小山市、海外などで 出会った生き物を中心とした写真館です。 野鳥、昆虫、花、などの写真を撮影情報とともにお伝えします。 撮影テクニックやカメラについても書いてます。

農業f よもやま話

【TBS報道特集】「ネオニコ系農薬 人への影響は」を見て その2 まず総説

2022/02/03

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山ノ内町のたんぼ
山ノ内町のたんぼ

ネオニコ系農薬とは、
ネオニコチノイド系のことで、
新しいニコチンという意味で、
なんでも効いてしまう有機リン剤やピレスロイド剤に比べて、
哺乳類には安全との触れ込みで普及した。
 
日本では、原体7種類。
水稲、野菜、果樹などで広く使われている。
箱粒剤、粒剤、粉剤、水和剤、フロアブルなど、
剤型もさまざま、混合剤も多く、商品点数だと、
200以上はあるかもしれない。

農薬ではない、庭や室内の不快害虫退治用にも
多数商品ある。

特に、水稲の苗箱処理という技術は革新的で、
夏の暑い時期の農薬散布が減って農家は楽になった。
そのせいで、私の売ってたある農薬は
さっぱり売れなくなりました。
 
いっぽうで、発売後数年で、
ミツバチが突然いなくなる事件の
主犯格として疑われているが、
農水省はうやむやな態度を取り続けている。
高額の賠償金をメーカーが払ったという新聞記事もみた。
 
ヨーロッパでは、かなり規制が厳しいというが、
日本ではたくさん使われている。
田んぼでの使用が多いので、ヨーロッパと同列で、
論じるのは無理がある。

稲作農家の便益(ベネフィット)を語る時間は2分程度で、
あとはほとんど危ない、危険、心配な話である。
視聴率のためとはいえ・・・ 
 
農家自体 が全人口に比べて少ないので、
稲作農家の便益(ベネフィット)について、
もう少し時間を取って、
必要性を謳わないと、
危ない危ないばかりだと、
すぐに販売禁止という人たちが出てくる。

実際に、
ネオニコ使うな、というコメントも多数ついている。

学者は、厳しい規制を、というが、
規制するといろんな人に影響が出るのは
コロナ騒ぎで経験済みなので、
いまは、
想像におまかせします。

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