生き物写真館

長野県山ノ内町、志賀高原、栃木県小山市、海外などで 出会った生き物を中心とした写真館です。 野鳥、昆虫、花、などの写真を撮影情報とともにお伝えします。 撮影テクニックやカメラについても書いてます。

信州の自然

長野県志賀高原のスノーシューハイキング行ってきました 2017年2月5日

2018/03/05

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スノーシューハイキングについて

長野県の志賀高原はスキーで有名ですが、
雪が大量に降るため、
スキー以外の雪遊びもいろいろ
やってます。

そのうちのひとつが、スノーシューによるハイキングです。

スノーシューは、いわば西洋風かんじきで、

1メートル以上も雪が積もる志賀高原では、

長靴や登山靴のまま(ツボ足)では、

足が雪の中にズボズボハマって、

まともに歩くことができません。

そこでスノーシューをはけば、

雪の中に沈まずに雪を踏みしめながら、

歩くことができます。

夏場はヤブだったり、水辺だったりで、

歩くことができない場所でも、

大量に積もった雪の上を簡単に歩いて行けるという、

遊びです。

スキーでもいいのですが、

スキーは下りは速いものの登りとなると

からきしダメで、横歩きか逆八の字にして、

あるかなければなりません。

冬しか行けない場所を歩く

現に、今回参加したコースでも、

夏場は沼になっておりまわりの木道しかあるけない一沼の

沼面を歩いてきました。

 

雪で埋まった一沼の上を歩く↓↓↓

一沼の上を歩く私

一沼の上を歩く私

 

雪のない一沼↓↓↓ 2016.10.25  この時期はまわりの木道を歩くだけです。

雪のない一沼 2016.10.25

雪のない一沼 2016.10.25

 

沼は、凍っているかというとそうではなく、

大量に降った雪で埋まって、そのまた上に

積もった雪の上をあるく感じです。

沼の真ん中にたって眺める景色は、

冬でしか味わうことが出来ません。

途中のトレールも、夏は遊歩道に沿って歩くだけですが、

遊歩道は雪で完全に埋まっていますので、

夏の道を全く無視して、

森の中を自由に歩き回ることができます。

琵琶池は凍らないので、歩けません↓↓↓

凍らない琵琶池

凍らない琵琶池

 

とはいっても、勝手に歩いて危険な目にあっては、

よくありませんので、

ガイドがついて、適切な案内をしてくれますので、

ガイドの注意を守って歩けば安心です。

楽しい冬の自然観察

ガイドは、冬の自然のなかでの自然観察のプロで、

雪につけられた動物の足跡や、

冬枯れの中に目立つ熊の食事あと(クマダナ)、

キツツキの穴、リスの食べ散らかしたあと、

冬でも残っている木の実や、出たきた野鳥などについても

解説してくれます。

カモシカの足跡↓↓↓  深くまっすぐすすむのが特徴

カモシカの足跡

カモシカの足跡

 

リスの足跡↓↓↓   ひきずらずに飛ぶようにあとがつく。

リスの足跡

リスの足跡

 

リスが木の上でコメツガの実をむいた皮↓↓↓

リスが食べたコメツガの破片

リスが食べたコメツガの破片

 

クマダナ(熊棚) ↓↓↓ 葉のあるうちに熊が登ってどんぐりを食べ枝を折ったために、落葉せずに残った葉っぱ。木の種類はミズナラ。

クマダナ

クマダナ

 

 

樹齢約300年のウラジロモミの木↓↓↓

樹齢約300年のウラジロモミの木

樹齢約300年のウラジロモミの木

 

この木についた、ツキノワグマのツメ痕↓↓↓ このツメ跡はガイドさんもこの日初めて気づいた様子です。

ツキノワグマのツメ痕

ツキノワグマのツメ痕

 

下から見上げるウラジロモミの木、幹の点々はクマのツメ痕↓↓↓

ウラジロモミの木を見上げる

ウラジロモミの木を見上げる

 

キツツキのつついた跡↓↓↓ ここまで激しいのは初めてと、ガイドさん

キツツキのつついた痕

キツツキのつついた痕

 

スノーシューはレンタルで、

スノーシュー1足とストック1セットを

貸してくれます。

費用は、スノーシューレンタル、保険代込みのお値段で、

コースによっては食事つきだったり、弁当持参だったりで、

値段が違ってきます。

 

集合場所の自然保護センター↓↓↓  雪で埋まってます。

出発地点の自然保護センター

出発地点の自然保護センター

 

雪のない自然保護センター↓↓↓ 2016.10.13

雪のない自然保護センター 2016.10.13

雪のない自然保護センター 2016.10.13

 

センターの近くの鳥居↓↓↓  雪で埋まってます。

自然保護センター前の、大蛇をまつる神社

自然保護センター前の、大蛇をまつる神社

 

雪のない鳥居↓↓↓  2016.10.13

雪のない大蛇神社鳥居 2016.10.13

雪のない大蛇神社鳥居 2016.10.13

集合場所は志賀高原の蓮池近くにある自然保護センターや、

コースによってはリフト乗り場のバス停だったりです。

9時30分から10時に集合、

解散は13時半から14時半くらいです。

一人から参加可能です。

服装と持ち物について

服装

服装は、スキーウェアがあれば、スキーウェア上下があるといいでしょう。

今回の私はスキーウェアも持っていないので、
下界で着ているユニクロのダウンジャケットと、
ズボンもユニクロではないものの下界で着ているオーバーズボンの
内側にタイツをはいて参加しました。

手袋もスキー用があれば、それでOKですが、
普通の毛糸の手袋でも大丈夫です。

靴は、防水性のしっかりした登山靴か、
スノーボードブーツがいいでしょう。

長靴ではやわらかすぎて、スノーシューの固定が
できにくいと思います。

その他の防寒靴でも固めのものなら
大丈夫でしょう。

今回、防水性の低い軽登山靴で参加しましたが、

初めのうちはよくても、

やはり最後の1時間くらいで雪がしみ込んできて、

靴下が濡れた状態になってしまいましたので、

足元だけはしっかりしたものがいいと思います。

あるいは、靴下と靴との間にスーパーの袋でも
はいてから靴をはけば、

靴下はぬれずにすんだかもしれません。

ただ、この方法だとビニール袋のなかの足が

運動によって蒸れて濡れる可能性もありますが、

外側から冷たく濡れるよりは、マシかもしれません。

その他の持ち物

天気が良いと雪焼けしますので、
日焼け止めクリームや
サングラス、ゴーグルなどの準備もあったほうが
いいと思います。

現在募集中のツアー

以下に現在募集中のツアーコースを列挙します。
実施曜日は土、日、祝です。
スノーシューとストックのレンタル料は
料金に含まれます。

平日はプライベートガイドとなります。

申し込みは、参加日の前日16時までに電話でします。
プライベートガイドは2週間前まで。

電話 0269-34-2133

後述のHPからでもできます。

旭山コース

今回参加したのはこのコースです。

ガイドによると一番歩く時間が長いそうです。

集合:9:30
解散:14:30

弁当持参

集合・解散場所:自然保護センター

参加費:大人4500円、小学生3500円

 

今回のガイドさん、参加者は私一人に女性ガイド1名という、豪華な布陣でした。↓↓↓

旭山山頂のガイドさん

旭山山頂のガイドさん

 

旭山山頂から琵琶池、志賀高原歴史記念館を望む↓↓↓

旭山山頂から琵琶池を望む
建物は志賀高原歴史記念館

 

雪のない時期の旭山山頂から琵琶池 2016.11.3↓↓↓

旭山山頂より琵琶池 2016.11.3

旭山山頂より琵琶池 2016.11.3

長池コース

集合:9:30
解散:13:30

弁当持参

集合・解散場所:自然保護センター

参加費:大人4000円、小学生3000円

横手山コース

2月11日(土)、18日(土)、25日(土)

集合:10:00
解散:14:00

食事つき

参加費:大人7000円、小学生6000円

集合・解散場所:横手山第1リフトバス停

焼額山コース

3月4日(土)、11日(土)、18日(土)

集合:10:00
解散:14;00

食事つき

参加費:大人7000円、小学生6000円

集合・解散場所:焼額山第1ゴンドラバス停

参加費:大人7000円、小学生6000円

プライベートガイド

ガイド一人につき、2時間12,000円、5時間20,000円

人数はガイド一人につき5名まで

レンタル:スノーシュー、ポールセット1000円

東館山頂コース

すでに募集終了しました。

公式ホームページ

公式ホームページはこちらです。
志賀高原スノーシューハイキング

2018年 志賀高原スノーシューハイキング
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