志賀高原の坊寺山と旭山に登ってきました。2016.11.3(木、祝)。 その3
2017/10/11
木戸池~自然探勝コース~蓮池~サンシャイントレール~旭山~水無池~潤満滝
ホントは、坊寺山登山道の途中から
田ノ原湿原に抜ける道があるようなんだけど、
よくわからず、木戸池までもどってから、
自然探勝コースを行きました。
田ノ原湿原は尾瀬のような感じで木道をポクポク歩きます。
いまは、ほとんどの植物が冬枯れ状態で、
木道の上には、何か動物の糞がときどき落ちているくらいです。
なんだか、昔食べたチョコレートのお菓子のようですね。
けっこう、植物の種が含まれていそうです。
春から夏には、いろんな高山植物や湿地性の植物が花を咲かせる
ことでしょう。
田ノ原湿原が終わって、国道292号線をわたると、
こんな標識が現れます。
さきほどの糞はキツネのもの、じゃないかと
思います。
ここからは、ちょっと暗っぽい森になり、
幹の赤いクロベという木が、大きな岩を抱きかかえるように
生えておりなかなかみものです。
三角池、上の小池と過ぎ、
信大自然教育園のある長池に
到着します。
信大の自然教育園資料館にもよってみます。
もうシーズンオフなので休みなのかと
おもったら、やってました。
信大教育学部自然教育園資料館エンブレム
なかには、蝶の標本↓↓
哺乳類のはく製↓↓↓
資料館外観↓↓↓
ここから、大沼池入口方面に抜けるトレールもありますが、
今日は、ジャイアントスキー場のゲレンデを下って、
蓮池まで降りていきます。
途中、ビービーとコガラが鳴いているので、
1枚だけ、撮影することができました。
蓮池からは、サンシャイントレール・水無池コースを
たどり旭山に登ってみます。
蓮池から琵琶池まではコンクリート舗装されていますが、
積もった落ち葉がいっぱいで、
埋まってしまいそうです。
琵琶池↓↓↓
琵琶池を半周して一沼をかすめ、
旭山に登りましたが、
頂上は、ずいぶん木を切った形跡があり、
展望のために、伐採したことがうかがえます。
旭山頂上から下の温泉街を望む↓↓↓
旭山頂上から琵琶池、歴史記念館(赤い屋根)を望む↓↓↓
下の温泉街や反対側は琵琶池
や先日行った志賀高原歴史記念館がみえます。
旭山は1524mで、ちょうどシラカンバやクヌギ、ミズナラなどの雑木林が
まじりあう亜高山帯との境界線のようです。
旭山山頂をあとにして、今度は西側に下り、
水無池を目指します。
水無池は水がないのかとおもったらちゃんと水があり、
水鳥たち(逃げられたけどたぶんコガモ)もおり、
静寂が支配しているなかなかいい場所でした。
途中、シーズン最後と思われるクリタケも
たくさんみられました。
後は旭山下というバス停から帰るつもりが、
バス停が見つからず、
舗装路をどんどんくだったら、
潤満滝というつぎのバス停まで来てしまいました。
バス停の近くは名水公園になっており、
おいしそうな水がとうとうと滝のように流れております。
潤満滝展望台まで400mと書いてあります。
次のバスまで、ちょうど行ってこれそうです。
途中、カラマツの黄葉や、クヌギなどの黄葉も
みごとで、今シーズンの紅葉もこれで見納めです。
黄葉真っ盛り
潤満滝↓↓↓
滝まではかなりの下りで、帰りがつらそうです。
展望台からの潤満滝は遠くて小さく、
ちょっと迫力に欠けると感じました。