【 「ホタテの粉」(農薬落とし)、どうよ 】
2021/09/16
![朝市で買ってきた野菜、果物](https://excell.click/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
●ホタテの粉は不要
※一般名として「ホタテの粉」とします。
ここ2日、立て続けに、農薬落としの「ホタテの粉」
について訊ねられました。
●ホタテの粉、宣伝文句
商品名「ホタテパウダーママの友 」宣伝文句、楽天から
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無農薬をコンセプトにしているお店以外の、
一般のスーパー、八百屋さんなどの店頭に
並んでいる野菜や果物は、平均的な数値として、
農薬50回以上、殺虫剤55回以上、
加えて、ワックスその他の添加物を
30回以上投薬されていると云われています。
皆様はこのような事実を存知でしょうか?
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農薬50回で、殺虫剤55回となると、
殺虫剤は農薬でないキンチョールのようなものを
55回も散布しているのでしょうか?
いくらホタテパウダー売りたいからといって、
これはヒドすぎです。
ここからは他の類似商品含む総論です。
一般名として「ホタテの粉」とします。
●不十分なデータ
農薬が落ちたというデータをほとんど見たことがない。
Youtubeでは、浸漬した液体の表面の油のようなものを
農薬と称している例もありますが、
わかりません
データで見たことあるのは次の通りです。
どこのメーカーか忘れた。
ある野菜を「ホタテの粉」を溶かした液体に漬けて、
その水を分析したら農薬成分検出された例が
あります。4例程度。
![朝市の野菜](https://excell.click/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
ただ、このデータは次の点で不十分です。
もともとどれだけ乗っていた農薬が
どれだけ落ちたのかわからない。
比較対照区として、ママレモン、重曹の液、水だけなどが
ないと「ホタテの粉」の威力がわからない。
日本での農薬は商品として4,000点以上あります。
せめて主要な野菜、果物20種類、農薬20種類
掛け算して400点くらいのデータがないと、
なんともいえません。
イチゴを浸漬したらイチゴの表面がドロドロに溶けたという
お話も聞きました。
PH12とかいう強アルカリなので、
指紋が溶けても不思議でないレベルです。
イチゴが溶けるのもうなずけます。
もともと野菜に残留している農薬は、
ppm(百万分率)レベルなので、
そのまま食べても影響ない程度です。
1立方メートルの浴槽に、
1立方センチのサイコロ1個があると1ppmです。
毎日、浴槽1杯分くらい野菜や果物食べる人は、
気にしたほうがいいかもしれません。
●ホタテの粉は不要
というわけで、「ホタテの粉」の
必要性を私は感じません。
![朝市の野菜](https://excell.click/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)