昨日と今日食べたりんご 千秋 2018.9.30
千秋りんご、食べてみました
昨日、知人からもらったりんご、千秋、切ってみました。
ナイフを入れると、まるで生木を裂くような、
パリリ、メキメキといいった音がふさわしいほど、
硬めです。
軸のまわりに、サビがでやすい千秋 ↓↓↓
口の中にほおばると、酸味が先行して後から甘味がやってきます。
果汁は豊富でしたたります。
【 千秋 】品種解説
秋田県果樹試験場で育成された品種です。
秋田市の千秋公園からの命名。
旬は9月下旬から10月上旬と短く、まさに今だけ、です。
早生中生りんごのなかでは一番ウマいと思う。
血筋は、東光×ふじで、日本一の生産量を誇るふじの血をひいてます。
長野県の推奨品種りんご3兄弟のうち、ふたつの親となるほど
サラブレッドの品種です。
果汁は豊富で、したたるほど。
酸味と甘みのバランスは、やや酸味寄り。
果皮は薄く丸かじりに向きます。
果実が小さめ、軸のまわりにサビが出やすいなど見た目が
イマイチなためか生産量は少なく全国の1%以下。
長野県推奨りんご3兄弟
秋映(あきばえ:千秋×つがる)10月上旬、
シナノスイート(ふじ×つがる)10月中旬、
シナノゴールド(ゴールデンデリシャス×千秋)10月下旬
千秋の思い出
仙台市に住んでいるころ、近くの果物屋さんで
バケツ一杯いくらのりんごをよく買っていました。
仙台では、千秋は10月10日ころで、一週間もしないうちに、
ジョナゴールドなどほかのりんごに変わってしまいます。
このころのりんごにしては、非常にジューシーなことが
印象に残っております。
でも、そのあと、福岡、栃木、静岡などに転勤すると、
普通のスーパーでは、全然見かけませんでした。
いまでこそ、ネットで千秋と検索すれば、ネット販売している千秋を
みることができますが、初めてのショップからは買う気が起こりません。