生き物写真館

長野県山ノ内町、志賀高原、栃木県小山市、海外などで 出会った生き物を中心とした写真館です。 野鳥、昆虫、花、などの写真を撮影情報とともにお伝えします。 撮影テクニックやカメラについても書いてます。

信州の自然

志賀高原トレッキング 大倉新道コース行ってきました 2018.5.22(火)これで全コース踏破した

2018/05/27

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大倉新道コース概要

志賀高原観光協会のトレッキングコースパンフには
以下のように書いてあります。

「昭和のはじめ、

オークラ財閥(現ホテルオークラ)

ご一家が
発哺温泉に長期滞在された際に

発哺周辺での散策のために

作らせた遊歩道です。

秩父宮同妃、三笠宮さまも

岩菅山登山の際に歩かれました。」

「全長2.7Km
所要時間約1時間15分」

 

お散歩気分で楽しく歩ける「遊歩道」の位置づけ

志賀高原には20のトレッキングコースが
ありますが、

この時期、5月中下旬は、まだ雪で埋まっているコースも
多く、志賀高原観光協会のWEBサイトに
雪解けや花見の情報が日々更新されていきます。

志賀高原トレッキングコース状況

コースは、発哺温泉をスタートして
西館山のふもとを回り込むようにして
一ノ瀬まですすむ上り下りのあまりないコースでした。

 

三角屋根の西発哺温泉ホテルからスタートする。

西発哺温泉ホテルと北アルプス

西発哺温泉ホテルと北アルプス

 

1時間15分程度で歩き切る予定が
途中、西館山の頂上付近まで登ったり、
ニリンソウの群落のなかで写真や動画を
撮ったりしていたら
3時間くらいかかってしまいました。

今回のコース踏破で、
志賀高原にあるトレッキングコースは
すべて踏破したことになります。
(一部複線コース除く)

いずれ、去年行ったコースなども
こちらのブログにアップしてくつもりです。

全線、踏破といっても、

多くは1回だけなので、

季節や時間帯を変えれば

会える動物や植物が変化しますので

まだまだ、楽しみは無限に近く続きます。

何もない⁉、志賀高原 !! ★これ重要★

関心のない人は、
「志賀高原行っても何もないね」と
言いますが・・・・

いったい、何があれば、「何もない」ことに

ならないか、というと、

戸隠のように神社(建物、彫刻)、

土産物屋、そば屋、

忍者屋敷などがあれば、満足するのでしょうか?

確かに、志賀高原にはそういった受け身で楽しめるような
施設は少なく「何もない」かもしれません。

自分で観察眼を鍛えて楽しむ野草や新緑、

野鳥の声や姿など、「しか」ありません。

何も解説がなければ、踏みつぶしていってしまうような

小さな春の花などは、「何もない」部類に

なってしまう、のでしょうか?

冬の間は、スキー場もあり、リフト動いていて

レストランもやっています。

ただ、雪が融けてスキー場がクローズした今は、

営業しているレストランも少なくなりますので、

自分でお弁当を持っていくか、

自炊用のコンロや鍋を持ち歩く必要も

出てきます。

そんな面倒が必要となり、

人の少ない志賀高原が好きです。

今日、印象に残ったこと

印象に残ったのはつぎのことです。

●発哺温泉から眺める北アルプス ↓↓↓

北アルプス白馬三山が見えます。

手前は飯縄山とたまたま飛んできたイワツバメ。

白馬三山とイワツバメ

白馬三山とイワツバメ

 

●西発哺温泉ホテルまでのブナの新緑

ブナの灰色の木肌と新緑が美しい。

ブナの新緑

ブナの新緑

 

●西館山スキー場から琵琶池などのパノラマ

志賀山と裏志賀山(左)

志賀山と裏志賀山(左)

志賀山と裏志賀山(左)

 

西館山スキー場から見る琵琶池

西館山スキー場から見る琵琶池

 

 

●大倉新道に入ってから巨大なブナの新緑

樹齢400年くらいのブナの巨木と新緑。

ブナの巨木と新緑

ブナの巨木と新緑

 

 

●ニリンソウ、サンカヨウ、の咲く小径

ニリンソウの小径

ニリンソウの小径

 

●花を見るのがメインなら一ノ瀬側から
はいったほうが近い

大倉新道一ノ瀬口

大倉新道一ノ瀬口

 

帰りは蓮池にある志賀高原自然保護センターに
よって先日からわからない花の名前を
教えてもらうために行きましたが
結局わからず、
今日見た自信のなかった
ズダヤクシュを確認しただけでした。

不明な種は、facebookの投稿者から
たまたま見つけ
サワハコベとわかりました。

実際の行動記録

バスは回数券1000円で1100円分がお得です。

クルマで行くと、クルマの場所まで戻る必要があるので
今回のような直線コースの場合、
クルマ置いた場所までバスを使うことに
なるかもしれません。

行きのバス 湯田中~発哺温泉 1100円

湯田中駅 810
蓮池 842 乗り換え
蓮池 855
発哺温泉バス停 904

行動開始

発哺温泉バス停 915

発哺温泉バス停

発哺温泉バス停

 

西発哺温泉ホテル 940

西館山スキー場 955

蓮池近くの山の駅を望む ↓↓↓

山の駅

山の駅

 

西館山頂上付近 1035

西館山頂上付近から高天ヶ原スキー場を見る。↓↓↓

高天ヶ原スキー場

高天ヶ原スキー場 西館山から

 

大倉新道入口 1051

西館山頂上から下りて、一の瀬方面にむかう ↓↓↓

大倉新道始まり

大倉新道始まり

少し歩くと一の瀬方面に下る道になります。

ここからは、山道です。

大倉新道下り口

大倉新道下り口

 

ニリンソウの谷

ニリンソウの谷

 

この間は、通常は40分程度のようです。

大倉新道出口 1224

大倉新道一ノ瀬口

大倉新道一ノ瀬口

帰りのバス  高天ヶ原~蓮池、サンバレー~湯田中駅 乗り換え券で1100円

高天ヶ原バス停 1246

蓮池バス停 1301

自然保護センターから西館山スキー場と三角屋根の西発哺温泉ホテルが見える。↓↓↓

西館山スキー場と西発哺温泉

西館山スキー場と西発哺温泉

 

自然保護センターから丸池まで歩く

 

丸池の横で遊ぶサル ↓↓↓

丸池とサル

丸池とサル

 

歩行者あり、とはおれのことかと、サルはいい。 ↓↓↓

歩行者あり、サル

歩行者あり、サル

 

丸池を見ながらたそがれるサル ↓↓↓

丸池とサル

丸池とサル

 

サンバレーバス停 1453

湯田中駅 1521

 

 

今日、観察できた花々

ムラサキヤシオツツジ

ムラサキヤシオツツジ

ムラサキヤシオツツジ

 

タチツボスミレ

タチツボスミレ

タチツボスミレ

 

ツボスミレ(ニョイスミレ)

ツボスミレ(ニョイスミレ)

ツボスミレ(ニョイスミレ)

 

マイヅルソウ

マイヅルソウ

マイヅルソウ

 

エンレイソウ

エンレイソウ

エンレイソウ

 

シロバナエンレイソウ

シロバナエンレイソウ

シロバナエンレイソウ

 

 

サンカヨウ

サンカヨウ

サンカヨウ

 

 

ツバメオモト

ツバメオモト

ツバメオモト

 

ズダヤクシュ

ズダヤクシュ

ズダヤクシュ

 

ズダヤクシュ

ズダヤクシュ

 

ニリンソウ

花びらの先がピンクのものは、たくさんはない。

ニリンソウ

ニリンソウ

コミヤマカタバミ

コミヤマカタバミ

コミヤマカタバミ

コミヤマカタバミ

コミヤマカタバミ

 

ミツバオウレン

ミツバオウレン

ミツバオウレン

 

リュウキンカ

 

リュウキンカ

リュウキンカ

 

ミズバショウ

ちょっとデカくなりすぎ。

ミズバショウ

ミズバショウ

今日、観察できた野鳥

野鳥は声だけで
姿はほとんど確認できませんでした。

イワツバメ

キセキレイ

まだ葉っぱのないダケカンバをバックにキセキレイ ↓↓↓

キセキレイ

キセキレイ

 

キビタキ、

センダイムシクイ

ヒガラ

コルリ

 

ウグイス

ツツドリ

ホオジロ

ヤブサメ

 

まとめ

志賀高原トレッキングコースの大倉新道行ってきました。
2018年5月22日

ニリンソウ、サンカヨウなど春の花々が楽しめます。

花を見るだけなら、一ノ瀬側から入ったほうが早い。

西館山スキー場の西側麓をぐるりと歩く感じです。

コースタイムでは、全長2.7Km、1時間15分となってます。

発哺温泉バス停から西発哺温泉ホテルまでの

林道歩きもブナの新緑とムラサキヤシオツツジがきれいです。

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