重曹、農薬をめぐるオカシナ状況
2022/03/20
2002年農薬取締法改正
2002年の農薬取締法改正により、
ハーモメイト水溶剤があるにもかかわらず、
医薬品や食品添加物の重曹(農薬登録番号なし)も、
農作物にかけてもOKという
おかしなことになり、
そのような重曹は特定農薬(特定防除資材)と
呼ぶことになりました。
無農薬農業では、
その前から(ひそかに)重曹が
使われていたところ、
2002年から急に特定農薬になってしまったので、
無農薬農業と言えなくなったという
オカシナな話になってます。
無農薬なら安心安全?
ついでに言えば、
ほかに、無農薬を謳っている農家は、
木酢液やEM菌、〇〇XXエキスなどを
つかっているケースが多く、
それらは、農薬じゃないから安全、
天然物だから安心安全などと言われますが、
天然物といえども、
キノコ、ヘビ、フグ、トリカブトなど毒性の高いものは
いくらでもあるので、
注意が必要です。
もちろん残留試験などは行ってません。
農薬でない〇〇XXエキスから農薬成分が検出されて、
摘発された例も農水省のHPにたくさん載っています。
たばこの液や、トウガラシエキスなどは、
毒性の低い農薬よりも
急性毒性が強いこともあります。
なので、
私から見れば、
「無農薬野菜」は安全安心どころか、
大丈夫か?
という記号にしか見えません。
国の基準が信用できないという立場もありますが、
基準そのものがないのが「無農薬」だと
思っています。
一般的に、ゼロとか「無」の証明は、
できないからです。
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