生き物写真館

長野県山ノ内町、志賀高原、栃木県小山市、海外などで 出会った生き物を中心とした写真館です。 野鳥、昆虫、花、などの写真を撮影情報とともにお伝えします。 撮影テクニックやカメラについても書いてます。

農業f よもやま話

私が木酢液、嫌いなわけ

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ホームセンターで売ってる木酢液
ホームセンターで売ってる木酢液

無農薬とか、減農薬という人で、
木酢液使ってる人います。
 
 
以下に木酢液に関する私の見解述べます。

木酢液は、農薬だった

木酢液は、昔、農薬登録ありましたが、
いまは、失効しています。
意地悪にいえば、いわば登録失効農薬です。
 
失効理由は、メーカーの採算なども
ありますので、一概に失効=危険とか猛毒とか
いうわけではありません。
 
木酢液は、個人や大小のメーカーで作っており、
商品名、製造元により、
品質にかなりばらつきがあります。

道の駅でも売ってます
道の駅でも売ってます

木酢液は、天然物だから安心安全?!

メタノール、ホルムアルデヒド、ベンツピレンなどの有害物質を
含むものがある。
 
 
木酢液は天然物(由来)だから安心安全という
信仰は自由ですが、
私は違うと思う。
 
 
フグ、きのこ、ヘビなど天然物の毒はいくらでもあります。
トリカブトなど植物由来の毒もたくさんあります。

 
農家の使用感で、
効果があったという例では、
農薬成分が検出されたこともあるという。

いわゆる、
農薬疑義資材(アングラ農薬)です。

木酢液の効能書き
木酢液の効能書き

りんごや桃の例では

長野県東部の慣行りんご栽培(ふじなど)では、
殺虫剤と殺菌剤とで31成分回数の
農薬を散布します。
多くは殺虫剤と殺菌剤は混ぜて使うので、
実際の散布作業は15回程度です。
 
  
あるりんご農家は減農薬栽培と称して、
上記の木酢液7回を含めて22成分回数散布しています。
それで減農薬を売りにして販売しているようです。
 
確かに、農薬は「減」ですが、
評価の分かれる木酢液を7回も入れていること自体に、
疑問を感じます。

りんご、つがる
りんご、つがる

また、青森県のある農家は木酢液と、
これまた疑似科学といわれるEM菌をりんごに散布して、
農薬を一切使ってないりんごと言ってます。
 
が、一方でよく見ると14成分回数使ってると書いてある。
2種類ある、ようです。

あるいは、桃では、
農薬とおなじ硫黄の入った入浴剤を散布している
山梨県の桃農家も木酢液を使っています。

無農薬では収穫ゼロという桃
無農薬では収穫ゼロという桃

まあ、有害としても
微量でしょうから、
問題化はしないだろうが、
それが減農薬=安全安心の証には
ならない、と思っています。
  
 
基準のはっきりしている農薬のほうが
まだマシだと思う。

植物版、尾身会長のような人が、
何人も実名だして、
認めてますから。
 
 
政府の回し者なんて信用できん、
という立場も、
もちろんありえます。
 
 
どうぞ、ご自身でお調べください。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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