私が木酢液、嫌いなわけ
![ホームセンターで売ってる木酢液](https://excell.click/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
無農薬とか、減農薬という人で、
木酢液使ってる人います。
以下に木酢液に関する私の見解述べます。
木酢液は、農薬だった
木酢液は、昔、農薬登録ありましたが、
いまは、失効しています。
意地悪にいえば、いわば登録失効農薬です。
失効理由は、メーカーの採算なども
ありますので、一概に失効=危険とか猛毒とか
いうわけではありません。
木酢液は、個人や大小のメーカーで作っており、
商品名、製造元により、
品質にかなりばらつきがあります。
![道の駅でも売ってます](https://excell.click/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
木酢液は、天然物だから安心安全?!
メタノール、ホルムアルデヒド、ベンツピレンなどの有害物質を
含むものがある。
木酢液は天然物(由来)だから安心安全という
信仰は自由ですが、
私は違うと思う。
フグ、きのこ、ヘビなど天然物の毒はいくらでもあります。
トリカブトなど植物由来の毒もたくさんあります。
農家の使用感で、
効果があったという例では、
農薬成分が検出されたこともあるという。
いわゆる、
農薬疑義資材(アングラ農薬)です。
![木酢液の効能書き](https://excell.click/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
りんごや桃の例では
長野県東部の慣行りんご栽培(ふじなど)では、
殺虫剤と殺菌剤とで31成分回数の
農薬を散布します。
多くは殺虫剤と殺菌剤は混ぜて使うので、
実際の散布作業は15回程度です。
あるりんご農家は減農薬栽培と称して、
上記の木酢液7回を含めて22成分回数散布しています。
それで減農薬を売りにして販売しているようです。
確かに、農薬は「減」ですが、
評価の分かれる木酢液を7回も入れていること自体に、
疑問を感じます。
![りんご、つがる](https://excell.click/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
また、青森県のある農家は木酢液と、
これまた疑似科学といわれるEM菌をりんごに散布して、
農薬を一切使ってないりんごと言ってます。
が、一方でよく見ると14成分回数使ってると書いてある。
2種類ある、ようです。
あるいは、桃では、
農薬とおなじ硫黄の入った入浴剤を散布している
山梨県の桃農家も木酢液を使っています。
![無農薬では収穫ゼロという桃](https://excell.click/wp-content/plugins/lazy-load/images/1x1.trans.gif)
まあ、有害としても
微量でしょうから、
問題化はしないだろうが、
それが減農薬=安全安心の証には
ならない、と思っています。
基準のはっきりしている農薬のほうが
まだマシだと思う。
植物版、尾身会長のような人が、
何人も実名だして、
認めてますから。
政府の回し者なんて信用できん、
という立場も、
もちろんありえます。
どうぞ、ご自身でお調べください。
最後までお読みいただきありがとうございます。